プログラマーのやりがいとその後の道

20世紀末から発展を遂げたインターネットは、今や私たちの生活にとって、なくてはならない存在になっています。その最先端に立ってwebサイトの開発に従事しているwebプログラマーは、非常にやりがいのある職業です。自分たちの作り上げたものが大勢の人の手に触れ、それによって反響があれば、励みにもなります。仕事は大変ですが、これほどやり遂げた後に充実感を得られる仕事もなかなかないでしょう。
仮に、未経験からこの職業を目指すとすれば、まず学習するプログラミング言語を選ばなければなりません。そして、その第一候補に挙がるのがphpです。web開発を行う際、最も使用される言語だといえます。しかも、phpはその構造が人間の用いる言葉に酷似しているという特徴があり、感覚的に学習を積めるので、未経験から学ぶのには最適です。
ただし、それをひと通り使えるようになった後には、ひとつの選択をしなければなりません。この言語の知識を深めてスペシャリストになるのか、他の言語も学んでゼネラリストになるのかの選択となります。無難なのは、ゼネラリストになることでしょう。ひとつの言語が廃れても、他の言語を使って生き残れるからです。
しかし、phpの需要は高く、たとえ将来廃れたとしても完全に消え去ることはありません。したがって、その言語を極め、希少価値のある技術者として生きるのもひとつの道となります。そしてより重要なのは、どちらにやりがいを感じるかということです。